土づくり命!畝建て直し中。最高のダイエット。
一旦畝をつぶして,できる限り深く掘り,昨年仕込んだ堆肥(というよりほとんどボカシ肥)と,ココヤシピートをばらまいた。
うちの畑はもともと棚田だったところを石で埋めてその上から土をかぶせてあるのだが,その耕土層がとても薄いのだ(場所にもよるけど)。土自体はかなり黒くてなおかつ適度な粘りがあるので,決して悪くないんだけど。耕土層の下の石の層はこぶし大の石がごろごろしているのだが,そこも水はけが悪い。
ということで,使える土は全部畝に寄せて高畝にしてやろうと思っている。土には堆肥のほかに,もみ殻燻炭とピートモスを混ぜる作業をしている。とにかく水はけを良くしてやらないと。
なお,石灰はあえて入れない。今まで熔リンやケイ酸質肥料(ケイカル,ケイカリ)など,アルカリ性肥料をかなり入れてきたのでpHは6.5とこれ以上上げられないレベルまできている。そこに燻炭を入れるとさらにアルカリになりそうなので,あえてピートモスを入れてpHを下げるとともに,肥料を含まない腐植を増やして地力を上げようと考えている。
金掛かってますが,3年くらいは不耕起でいける畝にしてやろうともくろんでいる。後は植付けの度にちょっと堆肥とカリを足してやればいけるくらいにはできるだろう。
自家製堆肥というかボカシというか。結構肥料分は入っているのでやっぱりボカシだと思う。
これだけ掘るのは結構大変なんだけど,この下は石の層なのでこれで精一杯。たまにしか使わないのに耕運機を買うのはもったいない。春は畑でダイエット!