秋の収穫期待外れ編
10月も半ばになり、夏野菜の後始末も進みつつあるのだが、秋の収穫もぼちぼち進めていかなければ。
しかし、中には期待外れに終わるものもある。イノシシにやられたサツマイモは論外だが,そのほかにも残念ながら失敗作はある。
- エダマメ
8株くらい植えてまともに食べられそうなのはこの程度。ちゃんと実が入ったのは1~2割くらいだった。元肥が多すぎたのか,追肥が足りなかったのか。それとも摘芯しなかったからか。
6月に植えて,花が咲き出したのがちょうど雨の降り出した8月下旬~9月上旬くらいだったから,水不足のせいではないと思われる。
それにしてもなぜかうちのエダマメは毎年うまくいかない。早生種は全く実が入らなかった。これでも今年はうまくいったほう。
ちなみに品種は長野特産の「くらかけ豆」。上信越道の某PAで買った食用の豆をまいた。
通称パンダ豆ともいわれ,熟した豆は腹部?が黒で周辺部が緑という変わった大豆だ。
若い豆も中心部が茶色になっているのがお分かりいだたけるだろう。
枝豆としてゆでておいしくいただきました。ダイエット中で夕食は炭水化物抜きなので,主食代わりにちょうど良い量でした(1食で終わりかよ)。
珍しいマメ科のイモである。ホームセンターに苗があったので挑戦してみた。
和名を「アメリカホド」と言い,なんでも明治時代にアメリカからリンゴの苗木を輸入したとき,根に紛れ込んで青森県に居ついたという帰化植物らしい。ちなみに,もともと日本では在来種の「ホドイモ」を山菜として食べていたという。アピオスはネイティブアメリカンの貴重な食料となっていたとのこと。
根に数珠つなぎになってイモができるのだが,今回植えたのは2連が精いっぱいだった。
で,2株植えてたったこれだけ。コストパフォーマンス悪すぎだ。
根が広がり過ぎると収拾がつかなくなるというので,いわゆるタマネギネットの大きいのに土を入れて地植えしたのだが,逆に根の成長を制限しすぎてしまったようだ。次植えるときはいっそプランターがいいかも。それか段ボール箱に土を入れて地植えするか。来年用に5粒残しておこう。
お味だが,ゆでて食べてみたらなかなかうまかった。皮は山芋のムカゴと同じ香りがする。中身は食感はやはりムカゴっぽいが,ピーナツのようなコクも少し感じられる。イモとしては珍しく少し脂肪やたんぱく質も含むというので,その味だろう。味は良いので,来年はもっと量が採れるようにがんばりたい。
- サトイモ(赤芽大吉)
1株からこれだけ。問題外。
写真は摂らなかったが,親イモも食べられるのでまあ・・・
普通のサトイモ(大野イモ)はまだ収穫していないのだが,大丈夫かな?
普通,梅雨時にマルチを取って,子イモも芽を出させて孫イモを収穫するというのがサトイモ栽培の定石なのだが,今年はあえてマルチを取らなかった。なので親イモは非常に大きくなっているのだが,子イモはどうか・・・一度,夏の終わりころに越前大野へ行ったとき,サトイモの畑を見たら,ずっとマルチを取ってなかったのでそれで行けるかと思ったのだが。